土曜日, 1月 02, 2010

2009年マーケット検証

 2009年のニューヨーク株式相場は2年ぶりに年間ベースで上昇しました。12月31日のダウ工業株30種平均は1万0428ドル05セントと前日比120ドル46セント下げましたが、年間の上昇率は18.8%となり、2003年(約25%)以来、6年ぶりの大きさになりました。
 3月に付けた12年ぶりの安値(6547ドル05セント)からの上昇率は59.3%でしたが、米証券大手リーマン・ブラザーズが破綻する直前の水準(1万1421ドル99セント)はまだ下回っている状況です。
 一方、日経平均株価は、12月30日の東京株式市場で、日経平均株価は小幅ながら3日ぶりに反落し、大引けは前日に比べ91円62銭(0.86%)安の1万0546円44銭で終わりました。取引時間中に上回る場面が見られた8月26日に付けた年初来高値(1万0639円)を終値では更新できませんでした。
 2009年1月5日終値9043,12円で、年間ベースでは16.6%、いろいろありましたが、終わってみれば年間ベースでは上昇でした。最安値は3月10日の7054.98円で、最安値からは49.5%の上昇率でした。
 日米とも、数年来の最安値をつけた2009年からV字回復した年でした。