月曜日, 10月 31, 2011

老後準備が大事

 今を楽しみたいです。今が楽しくなくて、将来が楽しければいいということはないと思いますね。欲張りかもしれませんが、今も将来も楽しい方がいいです。  でも、今と将来、特に老後と決定的に違うのは収入の有無です。あるいは収入額の差です。自営業者や会社役員の方は、頑張り次第で、それは何とかなるでしょう。サラリーマンのかたは、ある程度、収入曲線は見えてきます。最近はそれすらも見えづらくはなっていますよね。  豊かな老後に必要なのは、「1に健康、2に生きがい、3に資金」と言われています。老後に向けての「健康」は維持で、心がけ次第でキープすることはできます。日ごろの点検(健康診断)も大事です。「生きがい」は見つけるもので、それは今でなくても、これから見つかるのかもしれません。でも「資金」だけは、心がけで生まれるものでもなく、今後降って湧いてくるものでもありません。コツコツと今から準備しなければならないものです。  サッカー日本代表の本田圭佑選手は、常に「準備」と言う言葉を口にします。本番はすべて準備で決まるというのが彼の生き方です。素晴らしいですね。老後は本番ではありませんが、必ず訪れすステージです。そこに向けての準備は必ず必要です。  本田圭佑選手は、今の自分には何が足りないかを冷静に判断して、それを練習という準備段階で克服しようとしています。  豊かな老後を過ごすために今なにをしなければならないか、今何が足らないのかを考えることが重要です。そこから老後準備はスタートします。

日曜日, 10月 30, 2011

老後資金準備には投資が必要です

 昨日、資産運用のセミナーを行いました。初心者向けという前提で、投資そのものを考える内容でした。  投資を利殖だけにフォーカスすると、技術論がクローズアップされます。どうやって今の資産を倍にするかとか、短期で資産を増やすテクニックを求めるようになります。こうなると、資産運用は難しく感じますよね。チャート分析とか、未来を予想する手段とか、少々難しいですね。  では、何のために利殖行動に走るのでしょうか。そこを突き詰めると、少し、投資が見えてくるのかもしれません。  「何のため」が目的で、投資はあくまでもそれを実現するための手段です。貯蓄で実現できるのであれば資産運用はいらず、運用でしかできないのであれば、運用を極めるしかありません。  利殖にフォーカスすると、資産準備にフォーカスするのでは、投資期間に違いがあります。利殖は、少しでもはやく実現したいでしょうから。投資期間は短期になります。資産準備では、それが必要な時期に準備できていればいいのですから、投資期間は中長期になります。  投資を目先に収益確保に注目しなければ、技術論の追及に走ることはありせん。むしろ、技術論よりも、マーケットの特性を知ることが重要です。投資を身近に感じるためには、何のために投資をするのかを考えることが重要です。  老後資金準備には投資を味方にすることが重要です。

木曜日, 10月 27, 2011

老後をイメージしよう

 60歳を超えて、いったん会社を退職した時、一体どこに住んでいて、なにをしているのでしょうか。団塊の世代と呼ばれた人たちは、エコにミックアニマルといわれるくらい仕事人間で、職場以外は存在場所が無いという感じだったようで、定年後はまさに、なにをしていいかわからない虚無感にさいなまれた人が多かったそうです。趣味が無いというのは、そういうことなのでしょうか。  まずは健康。お金があっても入院生活ではお金を使う楽しみが味わえません。二番目には生きがい。趣味などがそうですね。そして三番目が経済的安定です。なにをするにもお金は必要です。  お金のかからない趣味なんかはいいですね。都会暮らしでは遊びにお金がかかります。どこへ行くにも必ず駐車場代が必要です。地方では、駐車場にお金を払うことはありません。  でも、団塊の世代の方は、利便性を求めるので、地方に勤務していた人でも都会に戻ってくるそうです。層いう意味では、都会はお金があれば本当に便利です。駅近の中古マンションがリタイアした人には人気だそうです。  老後はどうしているのでしょうか。どこに住んでいるのでしょうか。今の若者だったら老後はハワイでとか海外移住なんて考えないのでしょうかね。  脱線ばかりですが、老後はどうしているのでしょうか。一度イメージしてみましょう。楽しい作業だと思いますよ。その実現が、実はライフプランなのです。

水曜日, 10月 26, 2011

年金制度にしっかりしてもらわないと困りますね

 お客様の会社の従業員の労務コンサルをしていますが、税金よりも社会保険料のほうが高いのにいつも驚かされます。こんなに払うのかっていう感じです。給与明細を見ていると、本当に手取り額は減るものですね。何度も言いますが、こんなに引かれるものかと思います。それにしても、毎月きちんと保険料を払って、本当に年金がもらえるのでしょうかね。  年金財政は破たんしているのでしょうか。消えた年金の話はどこへ行ったのでしょうか。記録の名寄せは大丈夫なのでしょうか。支払保険料を見るたびに、もし、制度自体が破たんしているのであれば破綻させた人を恨みたくなりますね。  国に頼ってはいけないと言われますが、それではいったいどうすればいいのでしょうか。自助努力とは一体何なのでしょうか。  毎月10000円をためると年間12万円になります。それを30年間続けると360万円になります。これはおそらく普通の家庭の一年半分の支出になります。30年間こつこつ貯めて一年半しか持たないということです。  年金保険料は、サラリーマンの場合、労使折半です。たとえば自分の年イン保険料の天引き額が25000円だとすると、実際には50000円支払っていることになります。30年払い続けると1800万円になります。月20万円必要とすると、年間240万円ですから7年半分ということになります。  60歳から収入が無いと仮定すると、毎月20万円必要な場合、80歳までで4800万円準備しなければなりません。30年で割ると、毎月14万円弱は貯めなければなりません。きつくないですか。  年金制度は、やはりしっかりしてもらわないと困りますね。

火曜日, 10月 25, 2011

老後っていったいいつから?

 老後といっても、若い人にはなかなかイメージがわかないでしょうね。う~んと遠い未来のことなのでしょうね。一体いくつから老後というものを意識しだすのでしょうか。40歳代でしょうか。50歳代でしょうか。老後とは一体いくつからなのでしょうか。60歳からでしょうか。65歳からなのでしょうか。70歳からですかね。  60歳の人に聞けば、いつまでも現役と胸を張られるでしょう。政治の世界では60歳なんてやっと中堅ですよね。経済界でも上場企業のトップクラスは60歳を超えています。  体力が衰えてくるのは40歳代からでしょうか。お肌の老化は20歳代から来るそうです。じゃあ老後はいつからなのでしょう。人それぞれの考え方でいいのすが、どこかで明確なものがほしいですよね。  一般的にお勤めの方は60歳で一応定年となります。今では年金支給開始が65歳からなので、65歳までは再雇用しなければならないことになっています。現実は厳しいようです。60歳以降のお給料は、60歳までの給料の60%となっていますので、収入面では大幅ダウンとなりますね。  ということは、老後を定義するには収入と関係づけることがよいのかもしれませんね。自営業者のかたは、定年が無いので、老後はないと考えるのがよいのでしょうかね。でも、自営業者の方でも、若いころみたいに体が動かないので稼ぎが減るということもありますよね。やはり経済力がどうも老後を決めるような気がしますね。  じゃあ、老後は収入が無くてもいいのでしょうか。そうもいかないですね。貯蓄が十分あっての豊かな老後であるなら、お先真っ暗になってしまいますね。収入手段が年金だけとなるのは、心の底から不安です。はてさて、老後を考えると気が重くなてしまいます。  60歳以降も働くのか、それとも、それまでに十分な資産を準備していくのか。それは、その人の考え方次第ですがね。さて、あなたはどっち?

月曜日, 10月 24, 2011

大橋巨泉さんを久しぶりに見ました

 昨日、テレビで、大橋巨泉さんのご夫婦で出ていました。70歳を超える、まさに後期高齢者である巨泉さんですが、すこぶる元気で、自宅も、日本の千葉県以外に、オーストラリア、ニュージーランド、カナダと、世界4か国にご自宅があるそうです。寒いところには住まない、地球上で温かいところばかりを渡り歩くということで、この4か所を選んだそうです。日本には春と秋しかいないそうです。

 むかし、55歳でセミリタイアという本を書いて話題を呼びました。老後というものが注目されて、巨泉さんの生き方は、あこがれのような感じにすらうつります。当然、資金力なくしてできるものではありません。あれだけレギュラー番組をかかえていたら、相当財をなしたと思います。常に、世の中にない番組を企画し、世間の不評もうけながら、日本を国際化しようと「ハウマッチ」なる、当時ではあまり見ないお金を前面に出した番組を作りました。マージャンやエロなどの夜の番組も斬新的でした。

 それは島田紳助さんもそうでしょう。彼は、自分をよく分析し、漫才の能力に見切りをつけ、ベテラン司会者を必死で分析し、彼独特の地位を築きました。レギュラー番組を何本も抱え、番組企画やプロデュースもこなしました。政治的判断とはいえ、彼がテレビ界から去ることは残念です。

 好き嫌いはともかく、お二人ともなるほどという生き方です。結果だけ見ていると、「ふん!」と思いたくもなりますが、そこに至るまでの努力はすごいと思ますね。

 老後の安心とは何か。金銭的安定と精神的安定、この両方なのでしょうね。巨泉さんを見ていると、人生に共感できる伴侶が常にそばにおられます。お金とパートナー、人生の両輪ですね。