ニューヨークマーケットが12000ドルを回復しました。10年債利回りも3.10%に上昇、原油価格も上昇と、久しぶりに、良い結果となりました。
目先の動きでは、経済指標の数字の悪さや、為替の動向、ギリシャ問題のニュースなど、日々、乱高下する要因は尽きませんが、全体のトレンドとしては、年末に向けて上昇トレンドではあるのでしょう。大きく下げる場面もありますが、すぐに戻したり、下げも小幅なものが持続していますが、大きなトレンドでは下げを思わせるようなものではないという感じです。
大統領選挙に向けてのマーケット回復政策、バーナンキFRB議長の年末には回復しているという発言からしても、大きなトレンドは上昇と判断するのがよいでしょう。トレンドは上昇と考えて、細かいシナリオを作っていくのが、今の投資の基本なおかもしれませんね。
日本マーケットは外国人投資家次第と言われています。中国人投資家が日本を買っているという情報もあります。欧米のヘッジファンドが、日本を割安と判断して、日本外に大きくシフトしてくれれば、日本マーケット上昇に大きな弾みがつきますね。そのために必要なのは、日本企業の業績回復、震災を織り込みながらの、改善された業績発表ですね。生産はかなり復活しています。計画停電の話もさほど問題視されてきていません。あとは政治ですか。まあ、政治はマーケットは無視かもしれませんね。
為替は円安に動いています。為替介入は対ドル79.75円を割ればあるのではなどの観測が出るくらい、協調介入は、円高阻止には効果があったようです。アメリカの利上げ期待、ヨーロッパの利上げ観測など、円安材料がありますからね。
ある程度のマーケットの下落は、やはり悲観論よりも調整という側面が強かったのかもしれません。そうなると、やはり、年末に向けては上昇トレンドと判断するのがいいでしょうね。