通常、株価がこれほど円安に進んでくると、日経平均株価は大きく上昇してもおかしくないのですが、実際は、株価は下落しています。為替が株価に影響していないことになります。それだけ企業活動への不安が大きく、今年度の業績悪化を織り込んでいるのでしょう。
ここから株価が上がる力は、やはり原発の問題と停電の解消なのでしょうか。日本での量的緩和は継続され、海外では、アメリカの量的緩和の継続中止の方向、ヨーロッパの利上げなど、円とに金利差で円が売られているようですが、輸出にとっては有利な円安が効いていないようです。単に、日本売りなのでしょうか。
個人投資家がFX取引で円売りを加速させるのでしょうか。東京電力をはじめとする内需株の下落は、思った以上に重しになっているようです。