入院すると結構大変です。高額療養費制度というものがあり、ある程度の金額を支払った場合、健康保険制度から、一定範囲でお金が戻ってくる制度ですが、その金額になるには結構の支払いがないと適用されません。厚生労働省保険局のPDFデータがあります。参考にしてください。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken13/dl/100714a.pdf
実際に、入院した時にかかる費用は、一旦は自分で払います。生命保険の給付金は、退院後に、入院証明をもらってから請求するものです。やはり現金が必要です。
健康保険は海外でも使えます。日本で認められている薬や治療を海外で処方されたり治療を受けたりした場合、証明を日本に戻ってから提出すれば、還付される場合があります。
皆保険制度は、まさに日本が世界に誇れるセイフティーネットです。アメリカでは、公的医療制度導入にすったもんだしています。先進国で唯一、公的医療制度がないのがアメリカです。TPPに参加しても、是が非でも守りたい制度ですね。
生命保険会社の医療保険は、お守りでもなんでもありません。入院日額の入院日数分をもらう定額制の保険です。差額ベッド代が全額支給されるものではありません。できるだけ特約は少なくしてシンプルなもので、保険料も安いものがいいです。医療保険に貯蓄性を求める必要はありません。とにかく、保険料の安いのがいいですね。
とにかく現金が必要です。入院にはお金がかかります。