木曜日, 4月 09, 2009

米保険会社にTARP(不良資産救済プログラム)を

 米財務省は8日、銀行持ち株会社でもある一部の生命保険会社は不良資産救済プログラム(TARP)の適用基準を満たしているとし、同プログラムへの申請内容を審査していることを明らかにしました。財務省の報道官は、銀行持ち株会社であることから資本注入計画(CPP)の要件を満たしている生保がいくつも存在すると指摘し、他の数百の金融機関とともに申請内容が検討されるとしました。
 これをうけて、保険株が買われ、ニューヨークダウが上昇しました。金融機関を公的資金で救うことは道義上の問題もありますが、マーケットにとっては好感される内容です。それだけ、経済においての金融機関の立ち位置が重要ということなのでしょうか。複雑ですね。