水曜日, 3月 02, 2011

「100」の数字に振り回された相場でした

 昨日の日経平均株価は129.94円以上の上昇、ところがニューヨークは168.32ドル以上の下落でした。日経平均株価先物投資をしている人は、日本の場中はウハウハで大喜び、ところが夜中には悲鳴のような叫びで真っ青という感じです。
 昼間は、日本株は強い、堅調と、株関係者が評論していたかと思えば、夜になると、原油価格が一時、1バレル100ドルを超え、ニューヨーク金先物相場は1オンス=1433.40ドルに上昇し、過去最高値を更新しました。
 ドルは主要16通貨のうち12通貨に対して上昇しました。原油価格の高騰に伴い、円買いが進み、円は対ユーロで下落分を埋めたかたちになります。対ドルでは円高です。
 原油高、金の高騰、円高、アメリカマーケットの下落・・・どうも中東紛争の影響は大きいようですね。マーケットの調整はいいのですが、外部要因による下落の拍車は、相場の行方が不透明になるので、先が見通しづらくなりますね。