昨日の相場は、前場は下落していましたが、中国市場の好調も受け、後場は大幅上昇になり、終値は先週末を大きく上まわりました。
いよいよ金融相場、とにかく割安株を探して投資するスタイルから、景気相場、企業の実績がいい、企業の将来性に投資するスタイルに移行してくるのでしょうか。
株価はなぜ上がるのか。それは「売る」人より「買う」人のほうが多くなったということです。では、なぜ「買う」人が多くなったのか。それは株式投資に魅力があるからでしょう。株に投資すれば儲かると判断する人が多いといことになります。つまり、今「買って」おけば、将来値上がりするという考えの人が多いということです。
では、なぜ将来は値上がりすると判断しているのか。その根拠が崩れれば、逆に下がるということになります。株は企業の通信簿のようなものですから、企業業績が将来良くなるという要因、それは発表される企業業績、雇用関係、材料の活性化(商品市場の活性化)などが挙げられます。原油価格の高騰は、企業業績が伸びている時にいは、コスト高の要因となり、株価には嫌がられる要因となります。
今週末は、月に一度の大イベント、アメエリカの雇用統計の発表です。