水曜日, 3月 23, 2011

復興に向けて全速力です

 震災から一週間以上になります。次々と、復興に向けてのニュースが入ってきます。仮設住宅建設の映像が流れてきて、少しはほっとしますね。道路も少しずつ開通し始めています。電車も一部ではすでに運行しています。早いか遅いかの意見はあるでしょうが、復興に向けて全速力という感じがします。

 これからが大変です。仮設住宅の中は、隣の音がよく聞こえるらしく、プライベートがないと言われています。余震に対する恐怖、精神的にも追い詰められた状態だと思います。健康のケアーも大事ですが、心のケアーが重要になってきます。
 さらに、生活するにはお金が必要です。国民年金や健康保険料支払いの免除、住宅ローン支払いの猶予や、生命保険料繰り延べなど、国金融機関等の配慮は当然でしょうが、あくまでも、猶予であり繰り延べですから、どこかで支払いが復活します。その時に収入を確保する手段があるのかどうか、まさに将来の不安が現実的になってきます。本当の支援はこれからなのでしょう。

 表面的な復活は、時間とともに解消されるでしょうが、内面的な復活は、時間とともに深刻になってくるような気がします。ここには、国の政策が何より重要になってきます。
 私たちも、風評被害という、最低な状況を作らないように、東北地方の野菜や果物、生産物を積極的に購入し、どんどん観光に行くなど、決して除外するような発想はしないようにすることが大切です。風評被害なんて最低です。