東京電力による家庭向け電気料金の引上げが話題になっています。火力発電が主流のときのオイルシィック後の値上げ以来です。やはり火力発電復活が原因と言わんばかりですが、電力会社の料金設定の仕組みに大きな問題があります。太陽光発電買取制度に伴うコストも、広く電気使用者に負担し合うことはいかがなものか。
電力の安定供給に原子力発電は絶対に必要なのでしょうか。安全性と利便性が、同じ土俵の上で論じられていること自体に違和感を覚えます。電力供給は、経済活動において最も重要です。経済の発展と安全性、これをはかりにかけること自体おかしいですよね。経済の発展のためには、多少の危険は仕方がないというのが、原子力推進の根底にあります。
ただ、電力供給に関しては、安定供給を絶対に守らなければなりません。日本で最も効率的な供給方法は、なんといっても地熱発電です。温泉大国である日本では、このマグマの活用は十分に考えられます。
また、太陽光発電が1Kw42円の買い取りとなったことで、太陽光発電による電力を売ることでお小遣い稼ぎはできるのかもしれません。もともとの、民主党案である全量買い取りはなりませんでしたが、余剰電力は買い取ってくれます。晴天がお金儲けとなりますかね。
私たちの生活において、電気やガス、水道といった、いわゆる光熱費は、どうしてもかかる固定費です。それに健康保険料に年金や介護にかかわる費用も固定費です。いやはや固定費はいっぱいありますね。これらが将来、値上がりは絶対にないとなればうれしいのですが、これらが値上がりになることは、ちょっと考えものです。
自給自足、それが一番自然な生き方なのでしょう。米や野菜、電気も自前。セルフメイドの徹底。乞う考えると、お金もセルメイドが考えられますね。あっ、それは偽札作りではないですよ。そう、それが運用ですね。