毎年、厚生労働省が発表される簡易生命表があります。平成22年度平均寿命は、男性が79.64歳、女性が86.39歳です。これを、あとどれだけ生存しているかと言う、平均余命で洗い直すと、60歳男性の平均余命が22.84年ですから、多くの場合、82.84歳まで生存する可能性が高いと言えます。同じことを助成で見ますと、60歳平均余命が28.37歳ですから、88.37歳まで生きられます。長寿は喜ばしいことです。
さらに、実際に死亡している人の数が最も多い年齢を調べてみると、平成22年データでは、男性が85歳時点、女性はなんと91歳時点だそうです。先ほどの平均寿命からみて5歳は伸びました。
2010年度家計調査での60歳代無職世帯夫婦の1ヶ月支出平均が26.5万円、年間318万円だそうです。このうち年金でもらえるのが、サラリーマンなどの厚生年金加入者で、年間約200万円前後です。国民年金だけだと、お一人年間約80万円(満額支給)、夫婦二人で160万円。どう考えますか。
長寿大国日本の明日は見えてきますか...