自賠責保険、来年4月に引き下げへ
自動車保有者が加入を義務付けられている自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の保険料が2008年4月に引き下げられる見通しです。交通死亡事故の減少で保険金の支払いが減少していることが主な要因で、下げ幅は2割程度で調整しているもようです。実現すれば11年ぶりの引き下げになります。2007年度の保険料は自家用乗用車で3万1,730円。うち900円を政府が補助しており、ドライバーが負担する実質的な保険料は3万830円となっています。
2007年は109万人誕生 3,000人減(厚生労働省推計)
2007年に国内で生まれた日本人の子どもの数(出生数)は109万人で、6年ぶりに増加に転じた2006年より約3,000人減少しなした。一方、高齢化が進み、死亡数は前年より2万2,000人多い110万6,000人で、戦後で2番目に多かったようです。このため死亡数が出生数を上回り、2005年以来2度目となる1万6,000人の人口の自然減となりました。離婚件数は、2007年4月から離婚時の年金分割が始まった影響で増加が予想されていましたが、実際には前年より2,000組少ない25万5,000組にとどまり、2003年以降5年連続の減少となりました。結婚したカップルの数は2006年より1万7,000組少ない71万4,000組で、出生率が過去最低だった2005年とほぼ同水準まで減りました。