水曜日, 2月 18, 2009

与謝野馨経済財政担当大臣が3ポスト兼務

 円安にもかかわらず株安、まさに「日本売り」の状況です。まさに政治の不安定さ、永田町のゴタゴタが影響しているといえるでしょう。
 与謝野馨経済財政担当大臣が、なんと財務大臣、金融担当大臣を兼務することになりました。旧大蔵省の復活です。財務と金融の分離から金融担当を財務から切り放したのが、中川昭一前大臣の時に一緒になり、えっと思ったところでした。それがなんと、経済財政諮問会議を仕切り、実際のお金の出し入れも仕切るという、お金に関する大きな権力を握ることになります。
 総選挙が近いとの憶測が生まれる人事でもあり、世界の日本の見方は、今後何も政策は進まないとの判断なのでしょうか。円は売られ株は売られという感じです。今の最も有効な経済対策は、選挙なのかもしれません。とにかく政治が安定することが重要ということです。欧米各国は、国が一丸となって、百年に一度の軽罪危機を乗り切ろうと言うときに、先進国の一端の日本は、旗印が決まらない状況だと言うことです。
 それにしても、与謝野大臣の3ポスト兼務はどうなのでしょうか。本日もマーケットはマイナスの反応を示しています。