土曜日, 2月 14, 2009

トヨタ業績悪化により豊田市の税収が大激減

 愛知県豊田市は13日、一般会計で1,645億円となる2009年度当初予算案を発表し,2008年度当初比3.9%減の7年ぶりのマイナスとなりました。豊田市といえばあの世界のトヨタのお膝元です。そのトヨタ自動車が、2009年3月期の連結純損益を3,500億円の赤字と見込むなど、地元企業の業績悪化で法人市民税は2008年度当初の442億円から同96,3%%減の16億円にまで落ち込んだそうです。市税収入全体は同34.5%減の809億円。財源不足は財政調整基金の取り崩しや市債増発で対応するとのことです。歳出では、予定していた市役所東庁舎の建て替えを凍結するなどして抑制。業績の悪化した企業に取り過ぎた税金を返す還付金に190億円を計上しています。
 リーマンショック後といわれますが、世界的な金融不安による経済の低迷、景気の悪化による企業業績の悪化は、こんな形で、私たちの生活にも影響を及ぼしているのですね。地方自治体の税収の大幅減は、住民へのサービスの縮小にも繋がります。いやいや大変ですね。