月曜日, 7月 23, 2012

リスクには現金


リスクに備えよう...大震災以降、このようなタイトルでセミナーが行われたり、
冊子が発行されたりと、自然災害への備えが注目されています。おりしも、九州
では、大雨による被害が甚大で、地球規模で、自然災害が多くなっています。

しかし、不慮の事故ばかりがリスクではありません。会社の突然の倒産、あるい
は解雇。取引先の倒産による連鎖倒産など、肝心の収入が途絶えるというリスク
は大いに考えられます。

死亡すれば、生命保険が入ってきますが、介護状態となると、生命保険金すらあ
てになりません。でも収入減少ということは待ってはくれません。

住宅ローンは、死亡による負担免除はありますが、収入源による免除措置はあり
ません。生き続けることが大変なのです。

この収入減に対しての備えはあるのでしょうか。

所得保障保険とありますが、それは死亡保障を毎月分割して受け取りもので、リ
ストラにあったからお金がもらえるというものではありません。

個人事業主の所得補償はありますが、保険料も高いです。

ようは、現金が大事なのです。いかに多くの現金を家庭内で保持しているかです。
保険でも制度でもありません。公的制度も、限りがあり、一生面倒を見てくれる
ものではありませんし、その金額は決して十分なものではありません。

そろそろ保険や制度に頼るのはやめましょう。もらえれば儲けものと言う感覚が
いいでしょう。キャッシュを貯めることが一番重要です。現金が一番です。