月曜日, 2月 20, 2012

相場が変わりそうですね

金融緩和、量的緩和がキーワードです。今の経済の復活は、結局は、アメリカがずっと続けていきた量的緩和政策に落ち着くようです。  金融緩和とは、公定歩合や預金準備率を引き下げや国債を買うなどして、中央銀行から市場へ資金を供給することです。量的金融緩和とも呼ばれ、市場の資金供給量を増やすことで、景気を刺激するという政策です。  よくお金をじゃぶじゃぶにするなんて言いますが、とにかくお金をばらまいて使ってもらうことで、経済の循環を活性化させようとしています。これは即効性がありますが、中央銀行としては、本音ではあまりやりたくはないものだそうです。金利調整でインフレを調整するのが中央銀行の役目ですから、インフレを助長する量的緩和政策は、あまり気が進まないようです。政治側は、どんどんやてもらいたいことですね。  量的緩和のデメリットは、放っておけばインフレになていくということですが、インフレターゲットという言葉もあるように、無理やりインフレにするのが目的でもあるので、もろ刃の剣ともいえる政策ではあります。市場にお金をばらまくので、為替では通貨安になります。  アメリカのQE1・2で、ドル安が加速しました。ヨーロッパも量的緩和を行い、今月末にも大規模の量的緩和を行います。ユーロ安が加速していくことになります。それに刺激を受けて、日本も、実質の量的緩和を行いました。そうしないと円高が加速しかねないですからね。貿易赤字報道もあって(これは歓迎できない要因ですが)、日銀の量的緩和政策発表により円安に動いてきています。  お隣中国も、預金準備率を引き下げました。金融緩和政策へと舵を切りました。今まではインフレ抑制の方向だったのを転換したということになります。  いよいよ、世界的な金融緩和政策により、マーケットの景色は大きく変わってくるのでしょう。まさに今年の辰年のごとく、昇竜となってほしいのもです。 3月10日、東京でセミナーを行います。少人数の勉強会のようなもので、テーマは、今年のマーケット転換のチャンスをつかもうというのと、日本債券売りに今からどう対処するのかとうライフプランの話も付け加えます。セミナーのコンセプトは「知識はs到来を守り、知恵は未来を切り開く」です。知っている知らないではこれから大きく変わってきますよ。詳しくはこちら