火曜日, 2月 21, 2012

セミナーで保険の見直しの質問が多かったです

先般、確定拠出年金のセミナーを行いました。導入ではなくフォローセミナーです。ちょうど、マーケットが好転している状況ですので、タイミングとしてはよい時期かと思います。ただ、マーケットは、一本調子に上昇するわけではなく、円安の本質を分析すると、必ずしも株価に好条件とは言いづらいところもあります。日本の貿易赤字幅の拡大懸念による日本売りという様相もあります。ヨーロッパの経済環境の好転によるユーロ高で、相対する円が安くなったというのが正解でしょう。どこかで株価には冷や水となる局面も考えられます。原油価格の高騰プラス円安はコスト高につながります。マーケットには懸念材料になりがちですから注意ですね。

  そのセミナーで、最も質問が多かったのが生命保険の見直しでした。やはり、日本人は保険依存度は高く、保険神話のようなものがあるようです。保険を掛けるということは、あくまでもリスクヘッジで、決して貯蓄手段でも運用手段でもありません。そもそも貯蓄というのはお金を積み上げるもので、積んだ分だけお金は増えてくるのですが、保険の場合、保険料を払い続けても、決して保険料分が増えるわけではありません。

  また、解約返戻金があることを掛け捨てでない貯蓄性保険と称しています。あくまでも貯蓄「性」です。死亡保険金として受けとった場合、解約返戻金を受け取ることはできません。つまり、貯蓄部分の放棄につながります。保険は死亡保障がメイン機能ですから、死亡保障に備えるもので、解約前提ではありません。

  医療保険への質問もありましたが、入院日数の大幅削減が今の病院経営においての大命題です。日額に入院日数をかける医療保険では、実際の医療費にどれだけ貢献できるのでしょうか。掛け金以上のリターンを得るにはどれだけ入院しなければならないでしょうか。

  保険を見直す最大の目的は、家計収支の改善並びに、現金を確保することです。これからの混沌とした環境下では、いかにフリーマネーを家庭内に準備しておくかが重要です。そのために支払保険料を見直して、より多くの現金を備えておきましょう。できれば、それを運用に回せればベターですね。