土曜日, 7月 04, 2009

電気自動車は参入障壁を取っ払います

 エコや環境と、今や地球温暖化防止に向けて、Co2を排出しようものなら地球から出て行けと言われんばかりの状況になっています。オゾン層の破壊は本当にCo2だけが悪者なのでしょうか。かつてはエアコンから出るフロンガスって言ってなかったでしたっけ。
 エコの代表とされるものはなんと言っても「電気自動車」です。電池で動く、水素を使って燃料電池で動くなど、とにかくガソリン以外の物で車を走らせ、ここでもCo2をまき散らす車は許さないとばかりの状況です。
 自動車産業は、その技術の特殊性から、他の業界が参入することは不可能とされてきました。エンジン一つをとっても、ポットでの会社がおいそれと作れる代物ではありません。ミッション技術にしてもしかりです。
 ところが電気で走る車は、モーターさえあれば、あとはデザイン性や機能性やらで、作ろうと思えば作ることができる感があります。なにせミッションがいらないのですから。電池さえやすく供給できれば後はボディーだけです。それこそ、部品メーカーに作らせて組み立てさえできれば、自社ブランドの車を作ることができます。
 当然、現自動車産業が黙って見過ごすはずがありません。そこは一日の長、特許を用いて、しっかりとガードしてくるでしょう。いずれにしても、いままでのガソリン車とはちがって、かなり参入障壁はなくなってくると思われます。
 産業地図もおおきく塗り変わってくるでしょう。