土曜日, 2月 02, 2008

マイクロソフト、米ヤフーに買収提案、グーグル追撃/米雇用、1万7,000人減(1月)

 即席めん最大手・日清食品の安藤宏基社長は、即席めんの“再値上”げを検討していることを明らかにした。日清食品は「カップヌードル」を含む即席めんを1月から17年ぶりに値上げしたばかり。他の即席めんメーカーも相次いで値上げに踏み切っています。しかし、政府が輸入小麦の売り渡し価格を4月から30%程度引き上げる方向で調整しているため、さらなる値上げを検討しているとのことです。2月には言ってスーパーなどで買い物をされた人は実感しているのではないでしょうか。いろんな物が値上りしていますよね。ここからさらに値上がりするそうですよ。

マイクロソフト、米ヤフーに買収提案、グーグル追撃
 米マイクロソフト(MS)は、米ヤフーに買収を提案したと発表しました。買収額は446億ドル(約4兆7,500億円)。両社のネット事業の売上高を合計すると年間94億ドルに達し、グーグルの売り上げの6割程度に迫ります。それでも6割ですから、逆に、グーグルってすごいんですんね。世界最大のソフトウエア会社であるMSとインターネットサービスの草分けであるヤフーの経営統合が実現すれば、ネットを中核とするIT(情報技術)業界の勢力図が大きく塗り替わる可能性が高くなってきました。MSは現金と株式を組み合わせてヤフー株1株を31ドルで取得、この金額は1月31日のヤフー株の終値を62%上回ります。ヤフーは1日、「取締役会は提案について慎重かつ迅速に検討する」とのコメントを発表、同日の米株式市場でヤフー株は一時、前日比50%以上急騰しました。

米雇用、1万7,000人減(1月)
 米労働省が1日発表した1月の雇用統計(季節調整済み)によれば、非農業部門の雇用者数は前月に比べて1万7,000人減ったそうです。前月の改定値である8万2,000人増から急減速し、2003年8月以来、4年5カ月ぶりの減少に転じました。信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題を発端とする金融不安が響き、雇用の悪化が鮮明になったようです。米国が2001年以来の景気後退局面に突入するとの懸念が強まりそうです。 1月の失業率は4.9%で、前月より0.1ポイント低下、平均時給は17.75ドル(約1,890円)。前月比で0.2%上昇、前年同月比では3.7%上昇となりました。1月の雇用者数は7万人増とみていた市場の平均予測を大幅に下回りました。昨年11月の増加幅は11万5,000人から6万人に下方修正、昨年12月の増加幅は1万8,000人から8万2,000人に上方修正されました。米雇用統計は景気に大きな影響を与える数値です。