火曜日, 3月 03, 2009

AIGにシティバンク、大きすぎて潰せない?

 ニューヨークダウが6800ドルを割り込みました。1997年4月末以来約11年10か月ぶりの安値になります。AIGへの追加融資など、金融不安によると報道されています。
 金融機関が保有する不動産などの証券化商品「レベル3」の査定が、まだまだいくらになるのか全然わからないという状況のようで、今の発表の資産状況では生まないという不安がまん延しています。 
 AIGには合計4回も公的資金が投入され、18兆円もの金額に昇るようです。AIGは「CDS」と呼ばれる、金融機関等の「レベル3」が破綻したときに保障する商品を大量に販売していて、もしAIGが破綻したら他の金融機関への影響が多大になるとの判断から「潰せない」ということなのでしょう。公的資金は、あくまでも国から借りているので、当然リソクが発生します。それを返却する資金を、アリコなどの生命保険会社を売却して、それにあてるところでした。ところが景気低迷により買い手が見つからなかったので、アリコの株を政府に引き受けてもらうことで、何とかしてもらえないかと言うことです。アリコの収益のほとんどは日本で稼いでいるそうです。
 今後金融機関は、「レベル3」と呼ばれる資産を、バランスシートから外すことしか救われないようです。そのためには、「レベル3」がいったいいくらなのかを決めなければならないのですが、金融機関本体が発行するもの、関連機関がするもの、租税回避地(タックスヘイブン)で発行しているものなど、まだまだ実態がつかめていないとのことです。
 また、AIGやシティバンクなど、幅広い金融機関救済のためには巨額の資金が必要で、単純に200兆円ものお金が必要です。これを米国債でまかなわなければならないのですが、世界中で買い手を探さなければなりません。このめどが立つかどうか(日本や中国との交渉だと思います)がポイントです。