金曜日, 3月 13, 2009

ハイブリッド車の低価格競争

 トヨタ自動車は200万円を切る新型ハイブリッド車を開発し、2011年にも日本で発売すると報じられています。他車種との部品共通化などでコストを抑え、現行「プリウス」(最低価格233万1000円)より2~3割安く、ホンダが2月に発売した「インサイト」(最低価格189万円)を下回る価格を目指すそうです。ハイブリッド車で先行するトヨタは世界需要低迷で業績は厳しいが、成長が見込める同分野への積極投資を続け、世界首位の座を堅持する考えとのことです。トヨタとホンダがそろって200万円を切る車種を投入すればハイブリッド車の価格帯は一般のガソリン車並みに近づき、燃料費の低減効果も含めれば同等の価格競争力を持つことになります。
 ハイブリッド車はその原動力である電池のコストが高く、ガソリン車に比べればどうしても価格は高めでした。ハイブリッド車の普及のためには、どうしても販売価格を下げることが必要です。製造過程におけるコストの削減は必須です。また、性能や重量も大事で、やたら重たいと燃費にも影響します。そこが、ハイブリッド車の量産のネックになっていたようです。
 中国が、まだ市場には出ていませんが、100万円ぐらいのハイブリッド車を発売するという話がありますが、これからは、価格競争は激化するでしょう。
 自動車産業の本家アメリカでは、ビッグ3の経営問題が話題になっていますが、ハイブリッド車を製造している新ビッグ3の育成中です。オバマ大統領は2015年までにアメリカで生産されたプラグインハイブリッド車を100万台普及させるということを打ち出しています。アメリカで生産と言うことは、すべてのパーツがアメリカ製でなくても、アメリカ以外の国の部品の本国で組み立てるのでも良いのです。いずえにしても、オバマ大統領の「New Energy for America」の政策の元、世界中でエコは大命題となってきました。
 ハイブリッド車に続くプラグインハイブリッド車、家庭用コンセントで充電できる車の普及が新しい産業を興すことは間違いないでしょう。
 このエコに伴って世界中で話題になっているのが原発エネルギーです。今まで凍結していた欧米が原発事業を復活させてきましたが、エネルギー分野も化石燃料からの脱却がテーマになるでしょう。今後の新聞記事に注目です。