水曜日, 3月 10, 2010

ファイナンシャルプランナー注目の記事「海外の有力企業が日本から撤退」

 海外の有力企業が日本での生産や販売から相次ぎ撤退します。日本を見捨てるのかと言うか、日本に魅力がないということなのでしょうか。タイヤ大手の仏ミシュランは7月に日本での生産をやめ、韓国の現代自動車は乗用車の販売を中止、カナダの燃料電池大手も撤退します。国際収支統計によれば、2009年の対日直接投資は前年比で55.7%低下。外資大手は日本から新興国などへの投資先シフトを鮮明にしており、日本は法人税減税や規制緩和で投資環境を改善する必要がありそうです。日本に海外の企業が来ないということは、税収減もありますが、日本に企業を持つ意味がない判断されたことが問題です。日本の発展性に問題がありますね。
 ミシュランは7月に、太田工場(群馬県太田市、従業員380人)を閉鎖、高品質タイヤなどの生産も、金融危機後に採算が悪化したとのことですが、一方で、インド南部には400億ルピー(約760億円)をかけてバス・トラック用のタイヤ生産工場を建設します。日本を捨てて、東南アジアへ鞍替えですかね。