金曜日, 6月 03, 2011

クリスマス商戦に向けての調整?

 昨晩発表の新規失業保険申請件数も、目安となる40万件を割ることができず、8週連続で40万件割れは実現できませんでした。相次ぐ経済指標の悪化、ムーディーズによる米国債格下げ懸念の報道など、株価には逆風の状態ですが、これも調整の一面と、悲観的にはなっていないところもあります。

 商品市場を規制で押さえて、株価の調整に入るなど、とにかく、年末に向けて一気鬼加熱では、さすがに、経済が持たなくなり、利上げ計画の前倒しを余儀なくされても、おそらくシナリオが違ってくるのでしょう。今は、逆におとなしい方がよく、調整は早い方が、年末に向けて駆け上がることができる体制が取れるというものでしょうか。

 年末と言えなクリスマス商戦です。年末と言えば大統領選挙突入の時期です。すべてはそこに照準を合わせての調整とみる向きがあります。なにやら、マーケットも、いろんな思惑で動いているのでしょうかね。

 今夜は、月に一回のビッグイベント、米雇用統計の発表です。その前のポジションどり慎重姿勢が、マーケット軟調の原因とも言われています。はたして今夜をどう乗り切るのでしょうか。