金曜日, 6月 17, 2011

企業の手元資金が増加

 日銀が17日発表した2011年1~3月期の資金循環統計によりますと、メーカーなどの民間非金融法人が3月末に保有する現預金は前年度比7.1%増の211兆1236億円に増加し、初めて200兆円の大台を超えたそうです。東日本大震災の発生後、企業が手元資金を積み上げる動きを急いだためで、日銀では「不測の事態に備え、特に流動性の高い現預金を集める動きが出た」(調査統計局)と分析しているとの記事がありました(時事ドットコム)。
 
 企業の内部資金が増えることは。今後の企業活動を見ても非常に良いことです。トヨタの生産フル稼働など、民間は、震災後の工程表をかなり前倒しで進んできています。政府の工程表はすべて先送りですがね。
 何事においても民間はすごいです。日本を支えているのは、まさに、民間の活力です。震災復興においても、政府自治体の動きよりも、ボランティアの目覚ましい活躍、民間企業の次々と被災地に役に立つ商品の搬送、あるいは、利益を度が壊死した生産。民間は「日本一丸」という精神で、和がごとのように被災地に向けメッセージを送り、実際に活動しています。ながたちょうだけ、天下取りごっこをしていて、自分のことばかりとなっています。日本は政治は三流ですから、政治家はどうでもよく、民間が、必死で自分たちの国を支えていると言えます。その上に政治家は胡坐をかいている状態ですね。

 中国ファンドが日本買いに動いています。民間の活力が外国人投資家を呼び込めば、まさに、年末に向けて、マーケットは回復していくでしょう。孫正義氏の感総理との懇談を含め、民間が政府を押し上げています。政治はともかく、私たち民間の底力を信じましょう!!