日曜日, 10月 30, 2011

老後資金準備には投資が必要です

 昨日、資産運用のセミナーを行いました。初心者向けという前提で、投資そのものを考える内容でした。  投資を利殖だけにフォーカスすると、技術論がクローズアップされます。どうやって今の資産を倍にするかとか、短期で資産を増やすテクニックを求めるようになります。こうなると、資産運用は難しく感じますよね。チャート分析とか、未来を予想する手段とか、少々難しいですね。  では、何のために利殖行動に走るのでしょうか。そこを突き詰めると、少し、投資が見えてくるのかもしれません。  「何のため」が目的で、投資はあくまでもそれを実現するための手段です。貯蓄で実現できるのであれば資産運用はいらず、運用でしかできないのであれば、運用を極めるしかありません。  利殖にフォーカスすると、資産準備にフォーカスするのでは、投資期間に違いがあります。利殖は、少しでもはやく実現したいでしょうから。投資期間は短期になります。資産準備では、それが必要な時期に準備できていればいいのですから、投資期間は中長期になります。  投資を目先に収益確保に注目しなければ、技術論の追及に走ることはありせん。むしろ、技術論よりも、マーケットの特性を知ることが重要です。投資を身近に感じるためには、何のために投資をするのかを考えることが重要です。  老後資金準備には投資を味方にすることが重要です。