月曜日, 10月 24, 2011

大橋巨泉さんを久しぶりに見ました

 昨日、テレビで、大橋巨泉さんのご夫婦で出ていました。70歳を超える、まさに後期高齢者である巨泉さんですが、すこぶる元気で、自宅も、日本の千葉県以外に、オーストラリア、ニュージーランド、カナダと、世界4か国にご自宅があるそうです。寒いところには住まない、地球上で温かいところばかりを渡り歩くということで、この4か所を選んだそうです。日本には春と秋しかいないそうです。

 むかし、55歳でセミリタイアという本を書いて話題を呼びました。老後というものが注目されて、巨泉さんの生き方は、あこがれのような感じにすらうつります。当然、資金力なくしてできるものではありません。あれだけレギュラー番組をかかえていたら、相当財をなしたと思います。常に、世の中にない番組を企画し、世間の不評もうけながら、日本を国際化しようと「ハウマッチ」なる、当時ではあまり見ないお金を前面に出した番組を作りました。マージャンやエロなどの夜の番組も斬新的でした。

 それは島田紳助さんもそうでしょう。彼は、自分をよく分析し、漫才の能力に見切りをつけ、ベテラン司会者を必死で分析し、彼独特の地位を築きました。レギュラー番組を何本も抱え、番組企画やプロデュースもこなしました。政治的判断とはいえ、彼がテレビ界から去ることは残念です。

 好き嫌いはともかく、お二人ともなるほどという生き方です。結果だけ見ていると、「ふん!」と思いたくもなりますが、そこに至るまでの努力はすごいと思ますね。

 老後の安心とは何か。金銭的安定と精神的安定、この両方なのでしょうね。巨泉さんを見ていると、人生に共感できる伴侶が常にそばにおられます。お金とパートナー、人生の両輪ですね。