火曜日, 2月 16, 2010

中国預金準備比率再引き上げ

 中国人民銀行は、預金準備率を0.5%引き上げると発表しました。今月25日に実施されます。すでに1月12日にも預金準備率の0.5%引き上げを発表しいぇいて、わずか1ヶ月後の再引き上げとなります。
 金融機関の預金などの一定比率を中央銀行に強制的に預けさせて通貨量を調整します。これは景気が過熱気味と判断すれば、世の中の通貨量を減らすために、中央銀行に多くお金を強制的に預けさせるというものです。その預入比率が預金準備率です。この比率を上げた問うことは、中国の中央銀行は、今は市場は過熱気味だと判断したということになります。
 中国のマネーサプライ(M2)は、前年同月比プラス26.0%で、2ヶ月連続のプラス幅縮小となりました。1月の人民元建て新規融資は1兆5000億元で、当局が想定する年間の新規融資額7兆5000億元の20%と、かなりのハイペースとなっています。
 一方、CPI(消費者物価指数)は前年同月比1.5%プラスで、市場予想の同2.1%を下回り、前月(2009年12月)に比べれば鈍化しています。
 このままいくと、金融引き締め、いわゆるインフレ阻止のための利上げも考えられ、タイミングとしては3月の全国人民代表者会議(全人代)開催時の時に行われるのではという観測もあります。
 そうなると、同じアジア通貨として、世界の流通量から見て円が高くなることも予想されます。