土曜日, 9月 25, 2010

24日金曜日の午後、いきなり円が急落、これも介入効果?

 金曜日の午後1時過ぎ、いきなり、円が対ドルで1円近くもも下落しました。ニュースやネットの情報などで、日銀の為替介入があったのではと報じられました。日経平均株価も急上昇し、びっくりしました。
 菅総理はニューヨークで「聞いていない」、野田財務大臣はノーコメントと、どうも介入ではないと判断されると、一気に為替は急変、日経平均株価も反落に転じました。いったいなんだったのでしょうかね。
 ウォールストリートジャーナルの記事によると、海外勢のまとまったドル買い・円売りがあり、それに投資家がドル売りからドル買いにポジションを変えたのではと報じています。それもこれも、6年半ぶりの、しかも1兆8000億円もの為替介入の高価なのでしょうか。その後も、野田大臣は、必要な時には介入も辞さないと発言しています。市場は介入警戒一色の敏感な動きなのでしょうか。それはそれで。十分に効果が持続しているといえるのでしょう。
 FRB議長の発言から、一層の金融緩和が予想されるアメリカです。ドル安傾向であるのは間違いなく、実際に、世界的にどの通貨に対してもドル安に動いています。円を除いてですがね。
 ニューヨークマーケット(ダウ)も大幅に上昇。景気回復期待からでしょうか。まさに、10月最初の雇用統計発表次第では、今までとは相場の景色が変わるのかもしれません。いつの間にやら、ニューヨークダウも11000ドルを目指しているような気がします(あくまでも気がするだけです)。
 ちょっと前までは、ニューヨークダウは10200ドルあたりをうろうろしていたのですからね。日経平均株価も、なんだかんだ言って8900円から9200円だったのが、9400円から9500円と、少し景色も変わりつつあるようです。相変わらず変わらないのが為替ですかね。
 来週で日本のほとんどの企業は中間決算です。10月初旬から、決算内容、通期も通しのニュースが出てきます。その数字いかんでは、さらに、マーケットの景色は変わるかもしれません。上に行きますか?下に行きますか?