土曜日, 9月 18, 2010

内閣改造の反応は様々ですね

 一夜明けて、各メディアとも「脱小沢色」の強い内閣と報じています。どうしても対立軸を作りたがるようです。
 聞いた話ですが、駅売りでの夕刊紙は、読者層がそうなのかもしれませんが、小沢さんをトップ記事に出すとよく売れるそうです。いい意味でも悪い意味でも、小沢さんは、日本人の「ヒーロー」なのかも知れません。
 小沢さんがどうのというのはもうどうでもいいような気がしますが、マスコミは、やはり、小沢さんという「キーワード」を外したくないのでしょうか。事あるごとに、対立をあおるところがあります。
 今の内閣が、しっかりと日本のために仕事をしてくれることが大事です。そこに注目しましょうよ。
 我々有権者も、小沢さんの好き嫌いはどうでもいいじゃないですか。だいたい、人柄で政治家を選ぶのは度いかがなものかと思います。親孝行だから横綱になったり、人がいいから真打になったりと、実力の世界でも、変な感情が評価の要素になっているのが理解できません(ちょっと古い話ですね)。

 それにしても挙党態勢であるなら、負けた側も全面に協力して当たり前ではないでしょうか。人事で選ばれなかったからということを、平気でマスコミの前で言っていると、民主党自体がバカにされるということが分からないはずがないのですがね。日本国の前にグループですかね。

 NHK大河ドラマは、なにかタイミング良く、その時代の題材を取り上げます。友愛を掲げてさっそうと登場した鉢山さんのときは「天地人」。古くは、外圧といわれ、投資ファンドに日本が食われる「ハゲタカ」の話題のときは、元寇と戦う「北条時宗」。絶対的リーダーよりもナンバー2が魅力という「利家とまつ」「功名が辻」、今は、上士が下士がどうとか、藩がどうとか言っている場合ではないぜよ、この国を、みんなが協力して、日本人として外国の脅威から守るぜよと言っている「龍馬伝」。なにやら、時代を反映しすぎているような気がしますがね。
 そういえば「脱官僚」が叫ばれているなかで放送された、TBSドラマ「官僚たちの夏」も反響があったようですが、実際の官僚に話を聞きましたが、官僚のトップでも、大臣がいる前で、平気でいすに座ったままで話をすることは、絶対にありえないと言っていましたよ。大臣が来るとすぐに立ちあがるそうですよ。それだけ大臣は「えらい」のです。