水曜日, 2月 02, 2011

ニューヨークダウが12000ドル復活

 2008年6月19日以来、2年7か月ぶりの、12000ドルは、まさに節目の数字で、日経平均株価でも為替でもそうですが、投資家心理に影響する節目の数字があります。それを突破するかしないかは大きな違いです。
 アメリカ企業の決算が好調なのが要因のようです。あれだけ人を切ったわけですから、起業も相当、軽くなていますので、今やキャッシュリッチになっているようで、インテルも設備投資を増やすようです。
 エジプトのデモは、アメリカにも大きな影響をもたらせます。なにせ、中東のかなめの国で、ずっと親米政権ですから、エジプトの騒動は、アメリカマーケットにも大きな打撃を与えました。ムバラク大統領は、次期大統領選不出馬を表明しましたが、デモの矛先は、ムバラク退陣を迫らないオバマ大統領への不満へと向けられています。アメリカもこのまま様子眺めとはいかないでしょう。
 ドルが売られていて、日本からすれば円高に傾いているのが気がかりです。外国人投資家が日本株を買ってもらわない限り、大きな上昇はあり得ません。ヨーロッパの年金が、日本株を売っているとの話です。
 今週末の効用統計発表など、いくつかの喚問をくぐりぬけるでしょうか。