火曜日, 2月 01, 2011

小沢元幹事長の強制起訴の真意は何か

 民主党により政界再編をなしえたのは、当時の小沢幹事長の手腕にあったかと思います。田中角栄の二つの知恵、国会対策と選挙、前半は梶山静六氏が、後者は小沢一郎氏が引き継いだといわれています。
 先の選挙で大勝利の立役者、そもそも民自合併は、この選挙のためにあったもので、当時から、選挙のメリットと爆弾のデメリットを抱えるとは言われていましたが、それが表面化したにすぎないのでしょうか。
 検察が二度にわたって無罪となった事案を、有罪になることがあるのでしょうか。虚偽記載か脱税か、いずれにしても、これだけで十分、小沢一郎氏の権威は落ちてきました。新聞各紙は、小沢氏議員辞職を求める論調です。なぜ、マスコミはこぞって小沢氏議員辞職なのか。小沢氏を追放して喜ぶのは誰なのか...
 マーケットでは、前回の民主党代表選で、小沢氏が代表になっていたらマーケットには有利と判断されていました。だれかが小沢氏を怖がっているのか。
 いずれにしても、いつまでこんなことを話題とし、国会が空転しないことを望みたいです。