土曜日, 12月 20, 2008

2009年度の一般会計は88.5兆円

 家計で言う「収入」は、国の場合は税収がそれになりますが、その額は46.1兆円で、家計で言う借金、国の場合は国債発行となりますが、これが33.3兆円、一般会計総額88.5兆円に対して37.6%は借金ということになります。
 、国または地方公共団体の官庁会計において、一般会計とは別に設けられる、独立した経理管理が行なわれる会計があります。特別会計と呼ばれる物です。国民年金や道路整備など、それぞれの名目で一般会計とは別に組まれる予算のことで、これが一般会計の数倍の規模であることが問題とされています。
 各省庁の埋蔵金やこの特別会計など、まさに、我々には見えないところでうごめくお金も私たちの税金なのです・国家予算が88.5兆円がどうというのも大事ですが、この表に出てこない、ガラス張りになっていないお金を掘り出さない限り、日本の借金体質は改善されないのではと感じます。国債を33兆円も新規発行するのが現状の経済状況から仕方がないということですが、消えた年金を埋蔵金で穴埋めしているぐらいですから、将来のツケとなる国債発行という安易な方法ではなく、もっと会計そのものの見直しが必要かと思います。
 小泉さんは確か「三方一両損」といっていましたよね。痛みに耐えているのは、損をしているのは国民だけのような気がしますがね。