金曜日, 4月 08, 2011

ロスカット幅を大きくして中期スタンス?

円安なのに、株価は上がりません。復興に資材が必要な時は、むしろ円高の方がいいのではという声もあります。確かに、内需産業の拡大は円高が不可欠です。

 昨晩の余震規模が大きかったことで、株価は一時下がりました。女川原発の冷却が一時停止された、非常用電源を使用したという、ここでも、原発の問題が気になります。

 日経平均でも、先物で9600円を付ける場面もありましたが、9500円台へと下落しています。そもそも、投資環境、心理もそうですが、全体的に上げのマインドは見ることはできない中で、円安により、日経平均株価は維持されている状況のような気がします。アメリカ経済も強いですが、問題内在の、量的緩和による高値維持のような気がします。ヨーロッパも、利上げはしましたが、ポルトガルなどの不安国はまだまだ何の解決もされていません。

 テクニカルで見れば、あるいは、金利の上昇などから、中期的には上昇とみるのでしょう。景気循環からしても、底から這いあがっている時期と思われます。足元がかなり不安なのです。
 と考えると、これからは、ようやく長期投資いや中期投資のスタンスが成り立つのではないかと思われますね。短期は、利益が乗ればすぐに利食う。目標設定額を決めて、そこに到達するまでは持ち続けるという感じなのでしょうか。ロスカット幅を大きく持つことですね。そのためには余剰資金が必要ですがね。