金曜日, 4月 01, 2011

外国人投資家にとって日本市場は魅力でしょうか

4月になりました。一般的には、4月は、アメリカ経済は強い時期です。5月のゴールデンウィークは、日本マーケットにとっては魔のゴールデンウィークと言われています。ここ数日は、ニューヨーク市場は好調のようです。
 短期トレード、デイトレを行う人は、当然ですが、前日のニューヨーク市場を見てから、日本市場のポジション取りを考えます。ニューヨークダウ、S&P500、ナスダック、CMEシカゴ先物市場をチェックします。今の日本市場では、アメリカ市場との相関性があるようです。
 日本のマーケットは外国人投資家の割合が多く、外国人が買ってくれないと上がらないような構図です。日本マーケットが、どんな時に外国人投資家にとって魅力あるのかを考えると、まずは割安であること。国が安定していること。いわゆる紛争やクーデーターがないことです。それは大丈夫ですが、世辞が安定しているかどうかは微妙です。だお連立実現なら、3年間は総選挙はなくなります。賛否は別として、マーケットは政治の安定を望みます、ただし、民主党政権の安定はマイナスのようです。外国人投資家は規制緩和、改革を望みますから、大きな政府志向の民主党では、外国人投資家にとっては魅力にはならないようです。
 日本の金利の低さは、円キャリートレードにおは好都合です。円は、世界で安心通貨とされていますから、非情の質のよい円で資金調達をし、上昇局面である欧米市場に投資、円安を助長することで、日本マーケットにも投資というシナリオなのかもしれません。
 震災後のパニックから、市場は自律反発をし、いよいよ企業業績を伴う、本格的始動になるのでしょうか。
 4月は、為替の景色変化とともに、マーケットには大注目です。