金曜日, 9月 14, 2012

ライフプランは未来図を描くこと

 これはきっと、保険営業担当者のライフプランナーという言葉が誤解を生んでいるのだと思いますが、ライフプランは保険の見直しではありません。保険の見 直しは単なる手段であり、ライフプランそのものではありません 。大きなものごとにおける、単なる道具が保険の見直しであって、全体を左右するものではありません。

 これはファイナンシャルプランナーの人たちがわるいと思うのですが、ライフプランは、家計の見直しではありません。これも単なる手段であり道具です。家計を見直すだけでは、人生を変えることはできません。

 どちらも大事な要素ではありますが、それだけでは足らないのです。ライフプランは、ずっと遠い将来までを見据えて、その遠い未来が豊か、それは金銭的に も健康面でも、こころも豊かであることを目指すために、今何をしなめればならないかを考えることであり、プランナーと呼ばれる人たちは、それを示唆するこ とが重要なのです。

 つまり、将来の安心を、目に見える形で確約する方法を提供しなければなりません。細かいディテールに走るのではなく、大局を見据えて、将来を導く、ある方向性を示すことが重要です。

 ここずっと、このブログでは、金銭的弱者となったときの保障、社会保障について論じてきました。社会保障ありきの未来図は破たんするということを述べて きました。そんな社会の中で生き残るのには、今から意識改革をしなければならないということが大事です。底だけわかっていちゃ抱ければ、このブログは書い てよかったと思えます。

 それは、リスクを取りにいかなければならないということです。リスクを積極的に取らずに、これからの社会は乗り切れないということになるでしょう。

 それは、新しい政党が目指す政治が、まさに競争の社会であり、個人が中心の世界になるように、また、世界が求めている新自由主義というのでしょうか、垣根のない環境下での競争が進められてくると思われます。社会や国が積極的に手を差し伸べてはくれないということです。

 ろうふぉ環境は定年まで安定ということはなく。消滅する業界も出てきそうです。それは新しいインフラにとってかわられることを意味します。変化に対応できるかどうかが大きなカギです。

 そんな中で、リスクをとるということは、積極的にマーケットと向き合うということです。新しい収入確保の手段を作ることで、それには、どう考えてリスク をとるしかないと思われます。マーケット投資を行うことは、社会構造が変わっても、変わらない世界でしょう。これからを生き抜いていくのに、リスクテイク 以外に、考えが及ばないのです。

 未来予想図は、資産運用が根底に流れるものになってくると思われます。社会保障制度は、ゼロにはならないまでも、今迄のような依存度に耐えれるものではないと思われます。