木曜日, 3月 31, 2011

明日はアメリカの雇用統計発表です

 昨日の日経平均株価の大きな上昇から、今日は停滞状態のようです。日本銀行が、今月はETFを7回も直接買いを行っています。為替は円安方向に動いています。アメリカの量的緩和の終了が早まるのではとの観測から、金利差拡大期待による円売りが進みました。

 株価は企業の将来利益への期待値です、それゆえ企業の通信簿なんて言われますが、計画停電により、企業活動の停滞が不安視されていますが、個々のところの各企業の西日本中心の工場再開など、正常に戻す動きが出てきているのは、株価上昇にもつながります。
 日経平均株価は輸出企業の構成が高いので、円安は株価上昇は好材料になります。為替は金利差で動きます。いろんな要素では動きますが、投資家心理からも、基本は金利差で動きます、日本は風光支援の資金供給事情により、金利上昇は考えづらいです。一方、欧米とも利上げの話題が出てきました。協調介入による円高下支えもあり、円安方向かと思われます。

 明日は、毎月恒例のビッグイベントである、アメリカ雇用統計の発表です。まずは明日の夜の発表前の買い控え、売り控えなのでしょうかね。