月曜日, 1月 16, 2012

投資初心者の心構え  その3

投資の目的を決めるのに、何の制約もなく、自由に発想するのがいいです。自分と無の状態で向き合い、何をしたいのかを自分と会話する時間が必要です。それには夢の設計図を描くことをお勧めします。幼稚園児が、大きくなって何になりたいかを考え、七夕の短冊に書いてつるすのと同じです。  A3ぐらいの白紙の大きな紙に、なんでもいいですから好きなだけ、制約なしに自由に書いてください。書きなぐるような感じでも構いません。 好きなだけ書いたら、今度は、それを仕事上の夢と、プライベートの夢に分けます。セグメントという作業です。大まかでかまいません。どちらかというとこちらという、実にあいまいな分け方で構いません。  次に、そのいくつかの夢の優先順位を決めます。どれを一番最初にかなえたいかという順序を考えます。そして、期限を描きます。いつまでにそれを実現したいかです。○○年後でも構いませんし、△△歳までという表現でも構いません。  最後に、これは、できればでいいですから、その夢の実現のための見積書を作成します。それを実現するにはいくらかかるかを、おおよそでいいですから把握しておきます。見積もりは細かくなくてもかまいません。  ご夫婦やパートナーで書くときは、話し合わずに別々に書いてください。出来上がってからお互いに見せ合うようにしてください。相手を意識して書くと、自分本来の夢を描くことができなくなりますからね。