月曜日, 3月 07, 2011

原油価格高騰が心配

 マーケットが、リビアのカダフィ大佐のうわさで上がったり下がったりと、かなり敏感になっています。中東不安は、原油価格に影響し、1バレル100ドルを超えて上昇しています。2008年7月11日には一時1バレル147.27ドルを記録しています。
 原油価格の高騰は、企業にとってはコスト高につながります。私たちの生活では、目に見えて明らかなのは、ガソリン価格の値上げですね。いずれにしても、マーケットには大きな影響を与えます。
 先週末のニューヨークダウは、アメリカ雇用統計が改善されたにもかかわらず、原油価格の影響で、発表後は大きく値を下げています。
 リビア紛争が、他の中東産油国への飛び火懸念から、原油需要の問題から、原油価格が上昇していると言われていますが、これに乗じた投機筋の動きも気になります。日本でも、大きなお金を動かしている人たちの原油買いのスタンスが盛んです。インフレ懸念による金価格も上昇しています。
 マーケットは注意が必要です。