水曜日, 10月 06, 2010

日銀効果か。今日もすごい上昇です。

 日経平均株価が9700円近くまで上昇してその取引をおわりました。昨日の日権の追加の量的緩和政策が、かなり効いているようです。
 為替は、対ドル以外の通貨では効果があったようですが、アメリカのさらなる金融緩和の観測から、ドル売りが進んでいるようです。
 それにしても、、マーケットの景色が本当に変わりましたね。気分が悪くなるくらいの乱高下で、ジェットコースターに乗っているような感じでしたが、8000円台という値から、もう9700円近辺まで来ていて、ここの所、9000円台の半ばを推移しています。
 不安はネタになり、心配はマスコミに取り上げられます。もう大丈夫、日本はこれで心配ないという報道は、決してマスコミ受けはしません。日本国民も、このままのはずがないということを証明してくれるデータをなぜか探したがるのです。
 少し前の阪神ファンはまさにこんな感じで、連勝すればするほど不安になり、「そんなはずがない」と疑心暗鬼になり、そんなファン心理が自分で好きでたまらないという状況が続きました。毎年最下位の時代です。優勝争いの位置にいて、デッドヒートしていると心配で見ていられないのです。

 日本人は、決して日本の経済が復活するということを信じたくないのでしょうか。そうしている間に一番おいしい局面を外国人投資家に持って行かれるのです。それでいいのですか。
 NHK大河ドラマ「龍馬伝」でも言っています。敵は己の中にありです。外敵と戦うには、まず国内がしっかりとしていることが大事です、狭い日本の中で争いをしている場合ではないと。
 みなさん、もっと日本を信じましょう。日本という国の力を信じましょう。それは政治家を信じろと言っているのではありません。日本の民間の力を信じましょう。

 日経平均株価は、確かに、日銀の政策やデフレ脱却の提案にもあるように、政治主導でインフレターゲットの導入は不可欠のようです。場合によっては為替介入という政治判断も必要です。しかし、それには、企業業績が良くないと長続きはしません。日本の民間の力が強くなければなりません。政府は、国はそれを後押しするだけです。国力は民間が作るのです。私たち国民の力を信じましょう。
 せめて、ムードだけでも、今の株価上昇局面を素直に喜びましょう。そればこの国に一番大事なことだとおもうじゃき?あれ、イントネーションがおかしいゼヨ?
 とにかく、気が付けば日経平均株価は、10000円までの距離が短くなってきています。