水曜日, 10月 13, 2010

インテル好業績で、株価は上昇しています。でも為替は...

 インテルの業績発表が、市場の予想よりも良かったことを受け、株価は堅調に推移しています。7-9月期決算が発表され、、売上18%アップ、純利益59%アップ、いずれも前年比で、粗利益は66%でした。
 日本でも、内閣府が13日発表した8月の機械受注統計によると、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)は前月比10.1%増の8435億円で、3カ月連続の増加でした。うち製造業は12.5%増、非製造業は8.3%増、前年同月比での「船舶・電力を除く民需」受注額(原数値)は24.1%増でした。内閣府は基調判断を「持ち直しの動きが見られる」から「持ち直している」に変更しました。
 為替が対ドルで円が81円台のままですが、日経平均株価は、昨日の大幅の下げもあったせいかもしれませんが、上昇で始まりました。

 とにかく、すべて為替次第です。マーケットはすべて為替が中心ですね、ヨーロッパでは、出口戦略、利上げの話題も登場したようで、ユーロ・ドルでは、ユーロが買われている状況で、アジアマーケットが堅調だと、世界の投資家は、まさにリスクを取る方向に動いていると言えるのかもしれません。

 世界的に塚安政策、通貨安競争などと言われています。為替戦争のような状況ですが、戦争なら勝たなければなりません。いつまでも、アメリカがドル安を続けるのでしょうか。ヨーロッパの利上げとアメリカの利上げ、どちらが早いほうがアメリカにとって得なのか。
 円高は、いやドル安は一時的な現象なのか、恒久的な世界的通貨危機なのか。それにより、今後の相場を見誤ってしまうことになるかもしれません。騒ぎすぎという感じもありますが、それは楽観的すぎますかね。