月曜日, 11月 07, 2011

老後の医療費はかかります。それなのに...

 老後に一番お金がかかるのは医療費です。どうしても、病院にお世話になるのは、歳をとってからです。高齢者医療に関しては、当然、一番医療給付費がかかります。医療給付費とは、実際の治療にかかった総額から、本人負担分(原則3割)を引いたもので、私たちの健康保険料から医療機関に直接支払われます。老人医療では、医療給付費が一番かかります。  医療給付費がかかるので、本人負担分を増やすことも検討されています。しかし、TPP参加により、日本の皆保険制度が壊滅するとネット上でも話題になっています。もしそうなると、医療への支出金が増え、老後生活は厳しくなります。  年金制度の破綻は大変ですが、医療制度の崩壊は悲惨です。アメリカのような、民間の保険でカバーしなければならくなることだけは避けたいです。自由診療のみになると、医療費は高騰します。それは困ります。  老後の準備って、自助努力だけでいいということではないですよね。年金制度がなくなる前提で収入源を確保し、医療制度の崩壊を前提に医療費分も資金準備をしなければならないとすると、一体いくら資金が必要なのでしょうか。