水曜日, 11月 23, 2011

税と社会保t障制度の一体化って増税の言い訳では

税と社会保障の一体化が現政権の中心の政策です。つまり、十分な社会保障が受けたいのであれば税金をもっと納めなさいということですね。もう少し優しく言うと、今の税収だとこれだけのサービスしか提供できないから我慢してねという感じでしょうか。  どちらの言い方にしても、増税への説得力がほしい、あるいは大義名分がほしいということなのでしょう。でも、社会保障制度は、そのしくみから、私たちの収める社会保険料と税金から成り立ています。税金も私たちの収入から収めているものですから、社会保障制度祖そのものが、私たちのお金でなり立っているのです。広く日本全国民へのサービスですから、国が私たちに代わって資金管理と運営を行っているだけにすぎないのです。管理してくれる役人には、私たちが、税金からお給料を出してあげているではありませんか。  その管理する役人の不行届きで、制度自体がお金がないとか、制度が成り立たなくなったとか、一体どういうことでしょうか。そもそも財政投融資だか何だかわかりませんが、第二の予算みたいに好き勝手に、保険制度以外にお金を使っていて、さらには族議員と呼ばれる、そもそも私たちの税金や保険料で権力を握っている政治家に好き勝手されて、こんな社会保障制度になったのではないでしょうかね。  税と社会保障制度の一体化は、呼び名は立派でも、中身は「もっと税金を払え」ということです。社会保障制度っていったいなんなのでしょうか。私たちはこれから、ほんとうの、真の意味での自立が必要なのではないでしょうか。誰にも依存しない、自らの足で歩む気構えが必要ですね。これ以上、税金や保険料を国やお役人に任せておけないでしょう。  消費税率が高くても、北欧の国民みたいに「税金は私たちの医療や将来のために国に預けているお金」と、何の疑いもなく言いたいですよね。