金曜日, 11月 04, 2011

長期投資とは何か?

 短期投資と長期投資という言葉あります。そもそも、市場というものは混とんとしていて、一寸先は闇のようなものです。チャートを分析をし、ニュースを聞いて、未来を予想しても、政治の圧力やテロ、災害など、思惑通りにいかないものです。  投資において、わからないところにお金を置くことを一番ののリスクと考えます。知らない人にお金を預けることもリスクです。人柄で運用者を選んではいけません。これは選挙も同じです。人柄が良くても悪人では困ります、。はっきりとものをいう人でも行動力のない人はダメです。  そもそも、マーケットとはそういう不透明な世界ですから、長く滞在していること自体がリスクです。となると、そもそも長期投資というう考えは最初から存在しなくなります。マーケットに長くいればリスクが軽減できるという考え方自体が間違ています。長期投資はリスク軽減ができるという根拠はどこにあるのでしょうかね。  投資において、重要なのは、相場観でまだまだ上昇するいう確信があるのであればともかく、利益がのれば素早くマーケットから退場するということです。投資の世界では短期トレードが基本です。それゆえ、投資情報や投資に関する書物は短期トレードのものが多くなっています。  では、長期投資があるとするなら、老後資金準備は短期トレードか長期トレードか。  この問いには、投資の基本は短期トレードであることから、当然短期トレードになります。現在40歳の人が60歳以降の老後資金の為の投資を行うとすると、60歳までポジションは持ったまま、長期投資ゆえ途中解約はないなんてことはあり得ません。長期投資とは、買ったら持ちっぱなしということではありません。60歳までに利益が大きく出れば当然換金すべきです。  長期投資とは、買ったら持ちっぱなしではありません。投資の見方、利益の取り方を少し長めに見据えることです。もっとも短期は1日、長くて一週間を意味します。長期は何十年という投資期間ではありません。一週間以上の投資はすべて長期投資です。平たく言えば、長期投資はデイトレードではないということです。そのためにはチャート分析も必要です。さらに、市場分析も必要です。投資判断の材料として、政治を知ることが大事です。  長期投資の考え方を改めていきましょう。