日曜日, 11月 20, 2011

昨日経済セミナーを開きました

昨日、都内でセミナーを開きました。今までの経済の流れと今後の展開を、客観的データと、自分の解釈も含めてお話ししました。  客観的データは、米国債10年ものの推移と、指数のチャート、経済指標の発表内容、首脳陣の声明文からの読み取りなどです。  ヨーロッパの債務問題はソブリンリスクとなり、金融不安につながっている。EUなどは財政再建に乗り出し、資金投入で火消しを行っているが 、米バーナンキFRB議長は、財政再建は時期尚早。景気を刺激することで税収を増やせと反論。新興国は相次ぐ利下げで、景気刺激を行い、ECBも利下げに踏み切った。  アメリカは債券入札を進め、キャッシュリッチになっている。太平洋連携で雇用創出にめどをつけ、ひたすら復活の動きを進めている。来年は大統領選挙である。  という内容でした。日本は周回遅れのようなもので、アメリカがよくなれば日本もよくなるという論理です。これには、アメリカが利上げをし、為替が円安になるということが前提ですが、来年あたりでは、出口戦略なる言葉が飛び交うのではないでしょうか。  昨日のセミナーでも、TPPをテーマにセミナーをしてほしいとの話があり、来月は、TPPを徹底的に解剖していくかと思います。12月は17日の同曜日の午後、東京表参道でやります。  詳しくはこちら → http://www.anshinlife-c.com/