木曜日, 1月 06, 2011

株価は堅調にスタート

 年明け大発会は、昨年末より大幅に上昇しました。ニューヨークダウも順調な滑り出しで、今年の「兎跳ねる」期待を思わせてくれます。
 各評論家のみなさんや、マーケット関係者の方々は、口々に「今年はバブルが起きる」というニュアンスの発言が目立ちます。おおむね今年は株価上昇と思われているようです。過去のデータからも、アメリカでは、中間選挙から本選挙まで、戦後一度も株価は下落していないそうです。
 アメリカが好調ということは、日本にとっても良いことです。あとは為替次第ということになるでしょう。80円台前半とはいえ、年初めは円安に動きました。まだまだ90円には到達しないようですが、それこそ、アメリカが利上げモードに突謬すれば、為替は大きく円安に動きます。
 景気は「循環」します。大きな波や小さな波など、好景気と不景気は、必ず順番に訪れます。この景気の波に乗るのが、事業にとって重要なことです。株価から見ても、好循環は始まっているのでしょう。肌感覚だけで、世の中を判断せず、マスコミや人の言うことだけをうのみにするのではなく、数字を見ること大事です。
 年始NHKスペシャルでもありましたが、「KY」は空気を読まないという意味だそうですが、空気しか読めないともいえます。これがほとんどの人だそうです。これからは「SY」数字を読むことが大事だと言っていました。
 数字は、実に客観性があります。もちろんつくられた数字もありますが、マーケットでは粉飾は即退場です。政治が、お役人が作る数字もあるでしょう。真の数字を見極めるのは難しいですが、いくつもの経済指標を重ねてみることで、真実は見えてくるでしょう、雇用統計が悪いことだけで、アメリカは景気回復しないと断じるのはよくありません、株価が上昇して、企業収益が改善されれば、雇用統計はおのずと良くなります。むしろ企業は人件費を大きき削減できているとみるのが正しいでしょう。
 今年は「SY」でいきましょう。そして千載一遇の上昇気流に乗っかっていきましょう。