火曜日, 1月 11, 2011

北米自動車ショーから

 自動車業界のビッグイベント、北米自動車ショーが開催されました。「ザ・アメリカ」ともいえるGMの再上場や、フォードが販売台数でトヨタを抜いたということで、昨年とは違って盛り上がったようです。まったく、アメリカという国は、何が自由の国なのでしょうかね。
 規模がデカすぎて、労働組合も強固で、改革が全然できない体質で、ハイブリッドでは絶対にトヨタを追いつけないGMは、いったん破綻することで、その体質を大きく入れ替え、今回の自動車ショーではなんと電気自動車を発表しています。大きくエコカーへのかじ取りを、破たんという荒業でなしえたことになります。
 その前提に、あれだけ、トヨタをたたいて、事故をねつ造してまでトヨタの信用を失墜させ、国を挙げて自動車産業の威信をアメリカに取り戻したことになります。次世代自動車は、ハイブリッドではなく電気自動車です。GMは、見事に、大型ガソリン車から電気自動車会社へと変貌を遂げ、あろうことか再上場までしました。トヨタが電気自動車へのかじ取りが難しいところを見事に利用しています。
 信ぴょう性はないですが、マーケットで有名な占い師が、いつかはトヨタはなくなるという予言をしているとかしていないとか。本当ですかね。
 いよいよアメリカ復活ですかね。