日曜日, 1月 02, 2011

今年は相場の転換期になりそうです

 あけましておめでとうございます。
 今年は、資産運用する投資家にとっては、絶好の年になるでしょう。特に、ロング(買い)ポジションでは大きな収益が期待できそうです。
 アメリカは、昨年の量的緩和政策(QE2)により、G20の批判をよそに、見事にドル安誘導に成功し、自国貿易には有利な方向で推移してきました。ドルに代わって基軸通貨の地位を狙っていたユーロは、見事にドルの対抗馬から崩れ落ちて、資金調達の手段である米国債を各国に引き受けてもらい、実にアメリカには有利に物事が進んできました。先進国で、真っ先に利上げモードに入るでしょう。
 6月までは国債買い取りを行うと明言しています。債券は相対取引ですから、6月までは、国(FRB)が国債を買ってくれるというのですから、安心して国債を売ることができます。FRBは急激な長期金利の上昇を調整することに神経を使ってくるのでしょう。6月以降は、どこで利上げを仕掛けてくるかがポイントになります。
 もし、アメリカが利上げに踏み切れば、日本では円安に拍車がかかります。そうなれば、まさに、日経平均株価にはもってこいの状況です。日本の国会ではみんなの党が主張するデフレ脱却法案がどうなるかが注目ですが、これが通れば、一気に円安モードに突入です。
 今年は、大きな相場の転換期に入るでしょう。マーケットの風景が大きく変わるでしょう。安値で買って高値で売る、一般的な投資家が成功のチャンスをつかむ年です。 
 今年はよい年になりますよ!!