土曜日, 1月 29, 2011

日本国債格下げ?

 またまた、アメリカのいち民間企業により、一国のマーケットが動かされました。ユーロ低下のきっかけになたのも、いち民間企業の国債の格下げからです。それが格付け会社です。
 でも、格付け会社が格下げすることを事前にわかっていたら、大きな資金を動かすグループは大もうけです。事前にわからなくても、格付け会社の評価は、間違いなくマーケットを動かしますので、どちらに転んでも、方向性は見えますから、設けるチャンスはありますよね。
 格付け会社ってなに?その資本はどこから来てるの?もうおわかりですよね。
 なぜここにきて日本の国債を格下げするのか。今年に入って先進国で唯一大きく上昇したマーケットが東京市場です。国債格付けトップは、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、カナダです。イギリスも入っているんですね。あれだけ財政赤字があるアメリカもトップです。ヨーロッパの財政不安の要因スペインは日本よりも高い格付けです。どういくことでしょうか。
 そもそも、今の金融不安の元になった証券化商品やCDSに「AAA」を付けていたのも格付け会社です。