月曜日, 5月 16, 2011

45日ルールによる下落でしょうか

 世界を席巻している大きな資金集団の代表のように言われるヘッジファンドは、年に二回決算があります。米系、欧州系と」決算月は異なるようですが、6月決算に向けてのファンドの解約請求が、決算45日前に行うことから、決算日45日前はマーケットが動くと言われています。6月30日の45日前が先週末ということになります。
 ヘッジファンドは、先の取引などを駆使していますので、商品先物市場に大きな影響があるのです。先週末にむじぇ手のマーケット下落は、へっじファンドの手じまいとも言われています。商品市場とニューヨークは連動してきていますので、下落幅が大きかったのでしょう。
 それにしてもユー世売りがひどいですね、ユーロ/ドルでもドル高、ユーロ/円では113円台と、ユーロがかなり嫌われていますね。FX個人投資家は、こういう時に買いたい心理が働くのでしょう。いまやFX投資家がマーケットを支えることがありますからね。
 オプション取引のSQをくぐり、45日ルールによる動きをくぐり、さて、年央に向けてどこに着地するのでしょうか。