火曜日, 5月 10, 2011

ユーロ安にドル売り?

 ギリシャ国債格下げに伴い、ユーロが急落しました。リスク回避の動きからか、債券価格が上昇しています。アメリカでは、商品市場が持ち直した感じで、原油価格も100ドルを超えてきて、ドルが売られる傾向になっています。ただ、ユーロ/ドルでは、ユーロ売りが続いていますね。

 世界のお金の流れがどうなるのか、方向感が定まらないようで、6月以降のアメリカの量的緩和は、継続されるとの見通しもある中、年内の利上げを示唆末する発言もあり、全然違う意見が入り混じっている状況です。子に時期の要人発言は、わざと言っているようなところがあり、本音ではないことも多いようです。いわゆる市場へのけん制であり、本当はどうなのかはマーケットに聞くしかないですね。

 とにかく6月がポイントになりそうです。そこからどう動くのかを見極めることが重要のようです、銀河バブルだから証拠金引き上げによる規制が行われたとありますが、本当のところは、株の過熱感を覚まさせたいのか、国債価格を引き上げたい事情があったのか、よくわかりません。

 債券市場が安心マーケットと言えるのかどうか、今後の財政赤字の問題が焦点になるようなら、日本もアメリカも債券市場は決して安心とは言えません。国債の格下げが進むと長期金利が上昇し、債券価格はげらくします。そこに投機筋が拍車をかければどうなるのか心配です。

 日本での個人向け国債という投資商品はどうなのでしょうか。